開発協力・国際協力

アフリカの農村では修理に必要な部品がない?!

おはようございます。タカハシイツロー(@takahashi126)です。

前回までの話はこちら

ドナー、援助機関、NGOなどによって設置されたハンドポンプは問題なく水を汲み上げられる限りはいいのですが、故障した時が問題です。

コミュニティー開発という職種で青年海外協力隊(JOCV)の方が派遣されているケースがありますが、この場合JOCVの方が取り組んでいるのはハンドポンプの修理ができるようにする技術指導などが多いです。

ルワンダに派遣されていた竹田さん(@NoReHero)は活動地域にハンドポンプがなかった為、衛生啓発をされていたようですが、水の防衛隊と言われるグループはハンドポンプの修理工や自治体などに適時・適切に修理がされるような工夫をしているのです。

ただ、ここで僕が問題と考えるのは住民や修理工が修理するに当たって必要なスペアパーツをどう供給するかという点です。

スペパーツの販売網がない

アフリカの多くの国ではこのハンドポンプの部品市場が整っていません。首都から数百キロ離れた田舎にまで必要とされる部品が輸送されていないケースが多いのです。

なぜか?

それは修理に必要とされるハンドポンプの部品があまりにも安い上、販売頻度が高くないからです。

ハンドポンプにはいくつかの種類がありますが、アフリカの多くの国で見かけるアフリデブというポンプの部品はこんな感じです。

Afridev pump parts

多くの部品の中で故障の原因となり、交換が必要な部品は主にプラスティックやゴム製の部品となります。

Afridev Spare kit

これらの部品は在庫を抱えていても商売にならない代物なんです。

すごく安くてしょっちゅう売れるものでもない。

おまけにハンドポンプを扱っている大型ディーラーでも部品1個を売るのはしぶります。その為、首都に出かけて行って「Oリング一つください」と言っても「は?」となるわけです。

安全な飲み水へのアクセスを確保するためには、万が一ハンドポンプが故障した際に速やかに修理し、住民が汚い水を飲むことがないようにしなければなりません。そのため、ハンドポンプの維持管理体制の強化は村落住民の健康、社会経済活動に大きな影響を与えます。

修理に必要なハンドポンプのスペアパーツを必要なタイミングでどのように提供するかが支援の要であり、言い方をかえると住民が必要なパーツに必要なタイミングでどのようにアクセスできるような体制をどう作るかが課題なのです。

 

続きはこちらから。

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