おはようございます。126(@takahashi126)です。
7月31日の日曜日、2016年度第1回 国際協力の分野における「ワークライフバランス」ワークショップ-国際協力を仕事にする・したい私たちがいきいきと働きやすい未来を考える-というワークショップがあるようです。
国際協力に携わるぼくとしては、国際協力分野におけるワークライフバランスというのは非常に大切なテーマです。国際協力は単なる生活の糧ではなく、自分が一人の人間として取り組むべきライフワークと考えるぼくにとっては「生きること」と「働くこと」が微妙なバランスで混じり合っているとも感じる一方、家族を持つ身として「生きる」ぼくの人生はやはり仕事とは全く別のものだとも感じています。
国際協力に携わる開発ワーカーはどのようにライフワークバランスを取っているのでしょう?日本にいるなら出てみたいワークショップです。
イクボスって何よ?
ただ、このページを見て早々になんかピンとこない表現に出くわしました。それはイクボス。
このワークショップのテーマは
「国際協力業界でイクボスを増やすために」
なんだそうです。イクボスって何よ?
昨今、育児・介護に留まらず、多様な課題を抱える社員の活用が企業の人材確保の観点からも重要になってきており、「ワークライフバランス」の実現を推進する企業・組織が増えています。その推進に向けて、経営層、管理職の意識改革や取組みが重要視されつつあり、部下の「ワークライフバランス」に配慮し、組織の業績もあげていく上司(経営者・管理職)すなわち「イクボス」が注目を集めています。
んー、わかるようなわからないような。
要は何、育休とるのを薦めるような上司ってこと?
あるいは子どもと一緒に業務出張することを認めるような?
家庭や家族の事情に配慮し、柔軟に業務に従事する環境作りをするような管理職ってこと?
講演者2名が発表するという
「イクボス」が目指す経営戦略や国内企業の先進的な取組み、JICAの取り組み
というものを聞いてみたいものです。
正直、現実問題として育児や介護を中心とした家庭や家族の事情を十分に汲み取った労働環境がすぐにできると思えないとで個人的には少々冷ややかに見てますが、そんな労働環境の整備も正規と非正規で違ったりするのは間違いないじゃないですか。
こういうワークショップの結果報告というのもしてくれると出れない人にとっては嬉しい配慮なんですけどね。してくれないかなぁ。
ところで育メンという言葉自体嫌いなぼくですが、イクボスもやめてほしいというのが直感です。すべての人が家族や家庭の事情に配慮した仕事の仕方をすればイクボスなんて言葉必要ないじゃん。
育メンだって、育児は男だろうが女だろうがするものなんだから、育メンなんて言葉はおかしいんですよ。それがブームみたいになる時点でがっかりします。
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