ライフハック

偉人を見習おう!失敗を成功に繋げる3つのヒント。

おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。

失敗は成功の素。失敗は発明の母。よく言ったもんです。

日々、「あー、失敗した」と思うことも多々ありますが、後悔ばかりしていてもよくないと開き直る術を身につけた40代のオヤジは自分を肯定できる言葉には敏感に響きがちです。笑

振り返るとエチオピアでの業務で失敗だったなぁ、と思うのは仕事の進め方。もう少しうまく話を持っていったり、主張しすぎずに相手の意向を汲み取ったり、言葉にする以上に押し黙ったりと自分の行動をコントロールすることができればもう少しうまく仕事ができたかなと感じています。

開発協力は人との対話を通じてする仕事です。科学的、客観的に真とされる事実であれば別ですが、社会問題や開発課題を改善するための施策はやってみないとどんな成果が出るかわからないというような傾向があります。だからこそ、インパクト評価のような手法が試されているわけですが、そうであればこそ失敗から学び、効果の出る出ないを見極めた上で仕事をしていかないといい仕事ができないはずです。

いち開発ワーカーにとって、個人レベルでの失敗体験やミスから次の成功体験を導くような変化を自ら体現していくことはとても大切なことだと思います。
偉業も失敗から
(中屋敷均「生命のからくり」参照)

例えば、ペニシリンを発見しノーベル生理学・医学賞を受賞したアレクサンダー・フレミング。抗生物質の発見はブドウ球菌の培養に失敗して、培地に青カビを発生させてしまったからだという。この大失敗を大成功に導いたのは観察力と発想の転換。

羽生世代を代表する羽生善治一九世名人が将棋史上最強の棋士としているのは大山康晴十五世名人らしいです。その大山名人の勝負哲学は「人間は必ず間違える」というものだったらしいです。絶対に諦めず、相手のミスを待つ「忍ぶ」将棋が持ち味であったといいます。

失敗やピンチから大成功を収めるのはむしろ稀なことでしょう。日々、間違いや失敗がある中で、そこから劇的な成功を収めるにはそれができる資質があるのかもしれません。

では、ぼくみたいな凡人でも、間違いや失敗を何らかの成功に繋げるにはどうしたらいいか?

失敗を成功に変えるヒント

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1.くよくよしない
もうとにかくくよくよしない。忘れちゃうのが一番。この間もちょっと引きずる出来事がありました。気分が悪くなりました。でも、忘れちゃうのが一番。逃げちゃうのが一番。感情的には失敗から逃げて回る方が精神衛生上いいはずです。真面目な人ほど「しっかり向き合わなくちゃ!」なんて思うのかもしれないけど、もう起きてしまった失敗は別にどうでもいいじゃないですか。はい、忘れましょう。

2.非難をしない
失敗の原因を他人や環境に押し付けることは比較的簡単なことです。あの人がこうしたから、あの時こうなったから、、。まぁ、それも仕方がない。非難することもやめましょう。くよくよしないと通じるところがありますが、非難のベクトルは自分に対して向けないのと同じように、他人や環境にも向けない。仕方がないものとして理解しましょうよ。

3.なぜ?を探して自分を変える
でも、失敗の全てを忘れていたら成功につなげられない。だから、自分も他人も非難しない形で「なぜ失敗したのか?」を探すことが大切です。そしてなぜの原因を自分の行動や努力で変えられる範囲に限定することも大切な要素だと思います。

世の中変えられるものはあまりないかもしれないけど、いつだって変えられるものがあります。それは自分です。自分の行動、考え方、姿勢、努力、知識、技術、、、、なんでも自分の努力次第で変えられます。自分が変わることで世界も変えられるというのはアドラー心理学の基礎にもなっていますが、失敗を成功に変えるには自分が変わることで、あるいは自分が変えられる物事の範囲で失敗の原因を探ることが肝でしょう。
日常生活での成功体験

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すごく個人的なことですが、ぼくは自他共に認めるくらい妻への態度が冷たいんですよ。冷たくするつもりはないんですが、ついついしちゃっているんですよ。自分でもふと気がつくんです。そして、知らず識らずのうちに妻を傷つけているんです。そんな日々の失敗体験から、なるべく改善しようと心がけています。すっかり変わったとは言い切れないものの、自分でも優しく愛情を示すことができたと思う時、瞬間があります。そう言った成功体験を積み重ねながら、自分が変わることで今までの失敗を次の成功につなげたいと思っています。

子育てや子どもとの接し方でもそうです。毎日が学びと言っても過言でもないくらい、日々の言動で失敗をし、そこから少しずつ親としての経験値を貯めているのが実情です。過去の自分の言動に反省し、少しでもいい親になるという成功を目指して自分を見つめ直していく毎日です。

些細なことですが、仕事ではいくらでもそういうことはありますね。人の振り見て我が振り直すということもあります。そうやって少しずつ些細な失敗を糧に小さな成功をしていくということは生命そのもののあり方なのかもしれません。記憶と複製を繰り返し、環境に適合するため様々なレベルでの淘汰を繰り返す生命。やられていることは遺伝子や細胞レベルでも、人々の生活する社会や仕事環境でも同じようなものだと感じるこの頃です。

ちなみに、インスピレーションをくれた本は生命のからくり (講談社現代新書)です。

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