DIY

途上国での社会起業ビジネスのポテンシャルを感じるこの頃。この風を受けてパドリングだ!




おはようございます。126です。
 

いい風が吹いている


なんだか最近風が吹いている気がするんです。いい風が。
 

今までも同じような「機会」があったものの、自分がそれを感じ取るアンテナを十分張っていなかっただけかもしれない、という恐れも多分にあるんです。というより、多分そうなんだと思います。今までも同じような情報にアクセスしていたはずなのに、その情報に敏感に反応する準備ができていなかったんじゃないかと。
 

それにしても、いいか風が吹いているんです。


ちょんまげ隊長との座談会

と、ある日、日本から訪問中の某NGO代表の方とサッカーサポーター界では超有名なちょんまげ隊長つんさんにお会いする機会がありました。ただ会っただけでなく、途上国支援、資金調達(ファンドレイジング)、共感の輪をどう作るか、どう実践するか、などなど含蓄があり示唆に富んだ話を2時間もすることが出来ました。
 

実際はホテルのロビーで会って、自己紹介を通じて何をしているか、何を目指しているかを話、昼食をとりながら未来について考えやアイデアを共有しただけですが、ぼくにとってはいわゆるテーマを絞った著名人方との座談会といった感じになりました。
 

今までも同じ業界の方、同じ方向性を志向する方々に会っていたはずだけど、これほど濃密で有意義な会話を、ぼくは出来なかったんです。でも、一皮むけてるのを話しながら実感できるような対話を持つことが出来て、これは風が吹いている!と感じたのです。
ツンさん

 

国際協力から国際社会起業へ


また、その数日後、以前から知り合いの国際協力系コンサルタントの知人とバッタリ会って話していると、彼曰く「会社を辞めて起業します」と。もう、ビビビッと来たのですぐにコーヒーを飲みながら話を始めました。
 

詳細は書けませんが、様々な国で仕事をした経験を生かして会社を立ち上げ、ビジネスを通じて途上国支援をする、と。そうなんです、ぼく200%大賛成なんです。
 

もちろん日本政府もBOPビジネスを拡大するべく中小企業を支援するBOPビジネス支援スキームを持っていますよ。でも、日本の会社ってとにかく「アフリカが怖い」とか「遠い」とか「英語が苦手」とか言い訳とできない理由をたくさん並べたてるし、何だかいまいち面白みもポテンシャルも感じないんです。もう少し、時代が流れ環境が整って、先駆者が増えてくれば変わって来るんでしょうけどね。今はなんとも面白みがないというか、むしろ青年海外協力隊(JOCV)経験者が当時の人的つながりや現地経験を生かして起業するというケースが多いですし、彼らがやっていることのほうが面白い。
 

だから、方向性やビジネスプランに共感できれば、彼とビジネスパートナーになることも前向きに考えて、ビジネスを通じてこれまで長い時間を過ごしたアフリカ社会に変化の風を起していきたい。その風を感じているんですよ。
 

サービスを通じた社会改善


旅行者にとっても、その国で生活する人(現地人や外国人)にとっても欠かせないのは安心できる交通手段ですよね。でも、一般的に途上国の公共交通手段は長距離・短距離のバス、タクシー、バジャジなどのオート三輪車に限られるんですよね。そして、そのサービスの質は必ずしもよくないし、値段交渉で嫌になる事も多々あります。
 

でも、タクシーやバスをある程度保有して、公共交通サービスの改善を試みるビジネスを展開することもできるんじゃないかとも思っています。他にも、サービスの提供を通じて社会サービスの質、ひいては生活の質(QOL)をよくしていくことで、よりよい経済・社会発展を促す社会企業活動ができるんじゃないかと妄想しているんです。もちろん、ビジネスとして成り立ったうえで。もちろん、日本の投資家に利益をもたらしたうえで。
 

この風を受けて


この2つの突風というか疾風を受けて、今まで理屈と言い訳でがんじがらめにされていたぼくの企業家精神がビビビッと刺激されて、「なんか今来てる!」という気分です。

そして、この来てる感じを忘れないために、今日の昼、知人にそういう話をしてきました。運よくその知人もそういう意向をもともと持っていたらしく、何だか意気投合して楽しいランチになりました。やはりなんか来てる!!
 

今こそタイミングを見計らってパドリングだ!!

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