ライフハック

今に縛られる生活から今を生きる生活に。下からのグローバリゼーションが心地よさそう。

おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。

 

先延ばしがいいか、今すぐやるがいいか

先のばすことを英語でprocrastinationといい、procrastination is the thief of time(先延ばしは時間泥棒)というような諺まであるようです。

 

僕が日々英語の勉強に使っているNHKの実践ビジネス英語の2016年11月号Lesson 16ではこのProcrastinationがよくないというビニエットが出てきたのですが、果たして本当にそうだろうか?

 

やらないで済むことは先延ばしにしてしまう。それでどうにかなるならそれでもいいかもと思うこともある。

 

少し前に読んだ「「その日暮らし」の人類学—もう一つの資本主義経済」では、precrastinationではなくむしろprocrastinationな生活をしている人々の生活、経済活動などに触れ、現代の資本主義にのもう一つオルタナティブなありかたを提示している。それは「下からのグローバリゼーション」という表現がされているが、英語でいうところのLow-end globalizationというものらしい。大企業主導のグローバリゼーションを主流かつHigh-endなグローバリゼーションとし、インフォーマル経済活動に下支えされる経済活動を「Low-end」、「下からの」としているわけだ。

  

なぜ、low-end globalizationが興味深いか

僕自身、考え方あるいは生活様式としてここ数年強く惹かれている「なりわい」や「(社会)起業」には、自分なりにやりがいを見つけて生きるという様が、社畜や被雇用労働と相対する新たなライフワークバランスの価値観が込められていると思っている。

 

若い人が新卒で就職せずにブロガーとして食べていったり、努めていた会社を退職して起業したりというのはつまりはlow-end globalizationに分類される経済活動になるのではないか。

 

「「その日暮らし」の人類学—もう一つの資本主義経済」の「下からのグローバリゼーション」では、インフォーマルセクターがもつ法的には認められないものの慣習的に妥当とされているインフォーマル経済活動のほうがむしろ規制のない新経済自由主義的なイデオロギーを体現しているという見方が示されている。「下からのグローバリゼーション」にはある種の違法性が包含されているようだが、「なりわい」や「(社会)起業」は基本的には合法的な経済活動と考えられる。

 

むしろ共通点としては今までの安定の定義を覆すという意味で「下からのグローバリゼーション」に資するインフォーマル経済活動と「なりわい」や「(社会)起業」に親和性があると思う。

 

今を生きる 

Living for today、つまりは今日を生きるという視点はどちらにも通ずるもので、今の時代では既に過去のもになりつつある「安定」と「保障」のために会社に首をつながれている会社員を脱却して、今を生きる人生、そして今を生きるための経済活動はこれからますます活発になってくのだろう。

 

そして生きる力とはまさに大きな組織に守られることで得るのではなく、自ら獲得していくものであるとするならば、「なりわい」や「(社会)起業」、そして「下からのグローバリゼーション」に資する経済活動で何をしたいか、または何ができるかを考えることでこそ獲得できる力ではないかと思うわけです。

 

AirbnbやUberも元々はインフォーマルな下からの経済活動がグローバル化したものとも言えるんではなかろうか。

 

 

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