おはようございます。126です。
我が家は犬を連れて歩いています。
我が家の犬はザンビアで生まれて、日本に行ったのち、タンザニア、エチオピアと一緒に生活しています。
日本とアフリカ大陸を行ったり来たり
今までの移動はこんな感じ。
ザンビア(1年半)
↓
日本(2年3ヶ月)
↓
タンザニア(2年)
↓
日本(7ヶ月)
↓
エチオピア(3年)
日本とアフリカ大陸を行ったり来たりの生活です。
必要な検疫手続き
ANIPASというシステムが今までは使われていましたが、2016年4月現在はNACCSというシステムになっています。
ぼくは2007年当時ANIPAS導入前から利用していたので、基本データは現在のNACCSに自動的に引き継がれているようです。
最初から登録すると手間はかかるかもしれませんが、犬を連れて帰るには仕方がありません。
とにかく、犬を輸入するには絶対に必要なことが2つあります。
1.マイクロチップをつけていること
個体認識のために、マイクロチップを体に埋め込んでおく必要があります。
これはどこの国でも比較的簡単にできると思います。アフリカでもできたくらいなので、ほとんどの国でもできるでしょう。
うちの犬は8年ほど前ザンビアでチップを首に挿入しました。
2.狂犬病ワクチンの抗体検査を受けていること
日本へ犬を連れて帰る(これを輸入という)には事前に狂犬病ワクチンの抗体検査を行って、基準値以上の抗体値がなければ日本への入国は認められません。
また、抗体検査については、日本の検疫所が認定している検査機関での検査結果しか有効と認められません。どこの誰だかわからない人が抗体値が充分です、と言っても日本への入国は認められないということです。
例えば、アフリカだと南アフリカしか日本の検疫所が認定した検査機関はありません。経験上、ロンドンやベルギーに送ったことはありますが、アフリカから我が家の犬を連れて帰るのに南アフリカの検査機関は使ったことがありません。
3.NACSSへの登録
現在、犬の輸出入はNACSSというシステムを通じて行うこととなっているため、このシステムに必要事項を登録して手続きをする必要があります。
こんなログインページです。
ログインすると動物によって申請ページが異なります。
ぼくは今まで成田空港の検疫所の方々とメールでのやり取り、出入国の際の手続きをしてきましたが、かなり対応はいいです。
丁寧だし、高圧的なところは一切ないし、質問にも迅速かつ丁寧に対応してくれます。
2、3年に一度出入国している我が家はいつかちゃんとお礼を言いたいくらいです。
海外渡航先で飼い始めて家族になった犬を連れて帰る(これを輸入というw)予定の方は早めにNACSSに登録して、わからないことは検疫所に遠慮なく質問すると不安は解消されると思いますよ。