おはようございます。126(@takahashi126)です。
徐々にAfrica Questから流れてくる方も増えてきたこの頃ですが、あまり面白いアフリカ情報を届けることができていない自分にがっかりしています。
自分なりに考えたんですけど、多分アフリカに住んで9年目、感覚が麻痺しているのかと。
他のライターの記事がホットな感じがして、ぼくの記事が湿ってる感じがする理由を自己分析します。
何が面白いかわからない
まず、そもそも、アフリカに来たことがない一般的な日本人にとってどういうことが面白いと思えることなのか、よく分からないですね。
要するにツボがわからないんです。そもそもそれを理解しようとする謙虚な姿勢がないのかもしませんね。
断水や停電、トンズラやドタキャン、様々なローカルネタに「わかった気」でいるのかもしれません。
伝え方が下手
アフリカの何が面白いか分からないなんて、偉そうなこと書きましたが、Africa Questの他のライターさんの記事を見ると、アフリカでは当たり前のことを上手に記事にしていてやっぱり面白いんです。
アフリカにちょっと住むと気がつく常識的とも言えることを、うまく記事にしているわけです。
そこにはアフリカを知っているにもかかわらず、アフリカを知らない視点も含められているからです。
そういう意味でぼくは伝え方が下手ですね。
日常をよく知らない
所詮、開発ワーカーなんてローカルのことを知らないんじゃないかと思っています。言い訳のように聞こえますが、職場と官庁を主な仕事場とすると地元の人の日常を理解できないのは当たり前です。
何が言いたいかというと、面白い記事は前線に身を置いている感があるんですよ。反対にぼくのは上っ面を撫でているだけという感じです。
現地に根ざしていない状態かと。
そういう意味では多分より現地の日常を語れる妻のほうがいい記事を書ける気がします。
今、何するか?
では、ぼくはどうしましょう?
できればアフリカを知らない視点を持てれば嬉しいのですが、自分に無い物を得るには時間もかかるし、もしかしたらただの無い物ねだりかもしれないのでそこは諦めます。
アフリカ経験1、2年という方がそういう視点を込めた情報発信をしてくれれば事足りるでしょう。
だから、ぼくはぼくにできることをするしかないのです。
3カ国で合計8年半ほど生活し、開発協力を仕事とし、街のあちこちにいる現地の人だけでなく、政府高官や開発協力に携わる援助機関の人々と触れ合う中で得たものを発信するべきだというのが結論です。
でも、堅苦しくなく、難しくなく、むしろ面白おかしくする必要があるでしょうね。ここは相当の努力が必要です。
そんな記事を1本でも多く書きたいので、これからもAfrica Questを是非ご贔屓に。
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