おはようございます。タカハシイツロー(@takahashi126)です。
タイトルを見るとなんのことだかわけがわからないけど、幸せな豚、happy piggyが我が家に来たんです。
そもそも、貯金箱とは
貯金箱といえばピギーバンク。といっても、豚貯金箱はあまり日本では一般的ではないですよね。
僕はあまり貯金箱を使ったことはないけど、馴染みがあるのは500円玉貯金とか50万円たまる貯金箱とか、溜まったら割るしかない貯金箱ばかり。
ところが、お金の使い方を考えると、一定額まで意地でも貯めるという貯金箱はあまりいいものではないと思うようになった。
非正規海外労働者である開発ワーカー
僕みたいにどこかの会社や組織の正規社員や職員として所属していない開発ワーカーは、2年から3年程度の契約仕事をつないで生計を立てています。そんな開発ワーカーには健康でなくなった場合、仕事を取れなくなった際には食いっぱぐれるというリスクがあるんですよね。すると自ずと、お金をどう稼ぐか?を考えるようになる。
「どう稼ぐか」を考えると、「どう貯めるか」や「どう増やすか」を合わせて考える癖がついてくる。できれば不労所得を増やし、ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん、貧乏父さん」(紀伊国屋書店ウェブストア)にあるような、金持ち父さんにどうすれば慣れることができるかを考える。
こういう、お金の稼ぎ方、貯め方、増やし方、使い方は大人になってからではなく、子どもの頃から考えるべきことだと思うんです。昔、お年玉を自分の銀行口座にため、一年の中で買いたいものを買う際に備えるという経験はなかなか役に立っていると思うから。
出口治明さん(@p_hal)の著作「働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義」(紀伊国屋書店ウェブストア)にもある通り、収入がいくらであっても、自分が持っているお金の使い道としては以下がある。
- 支出:日常生活で使うお金は「財布」に入れよう
- 投資:なくなってもいいお金はリターンが見込めそうな「投資」に回そう
- 貯蓄:その他のお金は、いつでも引き出せるように「預金」しておこう
お金の使い方を教えてくれるピギーバンク
我が家は、まだ下の子がそこまで大きくないので、とりあえず一つ買ってみようと思い、1,755円で一つ購入してみた。
色は4色から選べるので、子どもが男の子でも女の子でも、都合の良いチョイスができると思う。
ハッピーマネーのピギーちゃんの4つの特徴
1. お金の使い道を4つに分類
普通、貯金箱ってその名の通り、貯金するものじゃないですか。要するにお金を貯めるもの。
出口さんは前掲著書で3つに分類していましたが、必ずしも投資や貯蓄にならない4つ目の使い道として「ゆずる(寄付)」があるんです。
ピギーちゃんの「ハッピー・マネー四分法」は以下の通り。紹介動画もある。
- Save 貯める(貯蓄)
- Spend 使う(消費)
- Donate ゆずる(寄付)
- Invest 増やす(投資)
お金は投資によって増やしたり、寄付などによって社会貢献に活用したりと用途は様々なのが実情です。小さい頃から、自分が生活する社会、関わる人々などについて考えるきっかけとして社会問題や社会貢献について考えることは多様性を知り、多様性に順応するという意味でも非常に有意義だと個人的には思っています。
2. 用途のタイミングに合わせ足の蓋を開けて使用
お金は入ってくるのは限られているものの、それ以上に使う用途が多いものではないでしょうか。あくまでも一般的な人にとっては。
そうなると、入って来たお金を自分の目的や限られた人生の中でどのように賢く使うかというのは、守銭奴になれという意味ではなく、人生を送る上で非常に大切なスキルだと思うんです。
ハッピーマネーのピギーちゃんを持つことで、用途に合わせ、自分が手にしたお金を振り分け、たまに見直し、自分なりのお金を管理をするという点では、ただ単にお金を貯めるという貯金や貯金箱よりも、子どもにとって学びが多いはず!と思い購入したわけです。
このハッピーマネーのピギーちゃんには4つの入り口と4つの出口があり、用途に合わせてお金を「貯める」ことができるんです。
お菓子やおもちゃを買うための使うお金、近い将来大きな金額の買い物をするためのお金、今は必要ではないから増やすためのお金。そして、誰かのため、社会のため、ひいては自分のためになる社会貢献となる社会的投資としての寄付。
3. 社会貢献の一つとしてお金の使い方
僕の希望、親の勝手な希望としては、子どもには社会貢献の一つの手段としての寄付を身近に感じて欲しいと思っています。自分が生活する社会をよりよくする上で自分ができることを考え、課題解決の実現のための貢献として寄付を自然と考えることができるようになって欲しい、という願いです。
社会貢献としての寄付は自分の持っているお金にゆずる余裕がなければなかなかできないものです。自分の持っているお金を消費だけに留めず、貯蓄や投資や寄付を含めた全体で考えることができるのであれば、この貯金箱はかなり優れものではないでしょうか。
実物はどうか?
日本で購入して、使い始める前に日本を離れてヨルダンに戻るタイミングとなってしまったため、まだ子どもは使い始めていません。でも、なんだかワクワクしているようです。これから、また、子どもの反応や考えを聞きながら関連記事を更新していきます。
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