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人生が原因と結果の連続であるかのように説明していないか?本当は目的と衝動から成り立っている気がする。

おはようございます。タカハシイツロー(@takahashi126)です。

 

あなたは自分のやっていること、やってきたことの因果関係を納得いくように整理しようとしていませんか?

 

国際協力の仕事をしていてよく聞かれる質問の一つにこういうのがあります。

 

なんで、国際協力の仕事をしようとしたんですか?

 

要するにこういう。

  • 何が僕を国際協力に導いたのか?
  • 何がきっかけとなったのか?
  • 何が原因で今があるのか?

 

振り返ると色々なきっかけや原因や動機があったように思える。でも、どれも後から付けたような気もする。そして、自分が行動を取るときに、自分を説得するために練りだした理屈だったようにも思う。

 

結局のところ、ただそうしたかっただけ。そうするチャンスがあったから、やってみただけ。それが一番本音に近い気がする。

 

ただ、多くの場合、XXの時訪れたXXでXXと考えるようになり、XXに携わりたいと思った、、、という答えをしてしまいがちだ。決して嘘ではないのだけど、なんか綺麗に説明しているような気がすることが多々ある。うまく理路整然と考えて行動しているような自分を作り出しているような、、、

 

 

Fairly.fmというポッドキャストを始めた理由

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2017年4月から発信している僕のポッドキャストFairly.fm。出演頂きたい方にFairly.fmを何故始めたのかを説明するのに、ふと胸が苦しくなったんです。

そもそもなんでポッドキャストをしたいと思ったかというと、、、

 

それが楽しそうだから。笑

 

それに尽きるんです。

 

自分の関心のある国際協力や開発協力の現状、社会課題の解決に向けた様々な取り組み、そのような活動や仕事をする組織や個人のホンネ、、、色々なことを共有し、発信し、何かいい結果に結びつくようなメディアになったら楽しいんじゃないかと、より良いんじゃないかというワクワク感がそもそもの根源何です。

 

でも、ポッドキャストのタイトルを考えるにあたって、扱いたいテーマやジャンルを決めなくちゃいけないし、その内容を反映するようなタイトルにしようと考え始めたときに、変な因果関係づくりが始まった気がするんです

 

出演を依頼するのに、「ただ楽しそうだと思って始めたポッドキャストに出てください!」って、イマイチ説得力ないじゃないですか?

 

だから、楽しいの後で自分なりに見つけた何らかのやりがいや目的をなるべく整理して、わかりやすくした説明をしようと心がける自分がいるんです。

 

でも、なんかちょっと胸が痛むんですよね。

 

だから、するべきことはたくさんの人が楽しいと思えるようなポッドキャストを配信して、僕自身が楽しむことなんです。理由や理屈や、因果関係などは後から付いてくる、くらいに考えて。

 

 

さて、あなたは自分のやっていること、やってきたことの因果関係を納得いくように整理しようとしていませんか?綺麗なストーリーなんか作るより、気の向くままに行動を起こすことが大切なんだと思います。

 

結果がどうなっても、好きで始めたなら受け入れることができるはずですから。


多くの場合、僕らは、人生が原因と結果の連続であるかのように解釈し、整理しようとしていないだろうか?でも、本当は、人生とはその時々の目的達成プロセスであり、衝動によって突き動かされるものであり、その時々で意味を見出していくものだと思う。 

 

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タカハシ126とは:自己紹介https://takahashi126.com/archives/5613497.html

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