おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。
遠野物語の名前は知ってはいたけど、正直になところ、どんな物語なのか知らない。
柳田国男の名前も知っているし、民俗学者とは聞いたことがあるけれど、いまいちどんな人だったのかは知らない。
そんな僕にでも、ビビッと来る何とも素敵な記事に出会ってしまった。
『遠野物語』プロジェクト
note『遠野物語』プロジェクト(富川岳)では、フィールドワークを通して100年前に柳田国男がみた遠野と今の遠野とをシンクロさせていく。
遠野物語では、遠野のどこで何があったのかがしっかり特定されているため、今でもフィールドワークで散策することができる。
神隠しにあった場所も、山男や天狗を見た場所も、座敷童子がいた家も、なんなら座敷童子が家を離れて目撃された橋も特定されている。これはとても面白い。しかも、登場人物の子孫が今も同じ場所で生きていたりして、物語が現代まで続いているのも、また面白い。note『遠野物語』プロジェクト(富川岳)
また、note『遠野物語』プロジェクト(富川岳)を書いた富川さんから、まだ僕が読んだこともない遠野物語を知るにはオススメだという動画を紹介頂いた。
これらの動画はNHKの100分 de 名著という番組で遠野物語を扱った時のものだ(遠野物語の回の紹介ページ)。
脱線するが、興味や関心があるものの、なかなか手にとって読むことができない名著はたくさんある。それらを簡単に知るうえで、この番組はなかなか面白そうだ。
この番組によると、遠野物語に出て来るお話の中には数行で終わってしまうものもあるらしい。何と!忙しい現代人でも簡単に読めるじゃないか!!
三島由紀夫は遠野物語をこう評したという。
簡潔さの無類のお手本(三島由紀夫)
また、地域の信仰は自然と同じように恐怖と恵みを併せ持つところに特徴があるという。
何だか、遠野物語の世界が魅力的で読みたくなって来る。
遠野物語を実際に読むには
100年以上前に柳田国男によって書かれた遠野物語は、青空文庫(こちら)で無料で読むことができる。(http://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/52504_49667.html)
原文には原文の良さや、原文でこそわかるものがあると思う。が、しかし、そうは思いつつも、僕は現代語訳を買った。河出文庫の口語訳遠野物語をポチった。紀伊国屋書店ウェブストアで文庫版も電子書籍版(Kinoppy)も691円であった。
次に日本に帰る時、遠野物語を現代語で読んだ上で遠野を、『遠野物語』プロジェクトの富川さんを訪ねたい。
日本で行きたいところがまたできた!!
ところで、全然関係ないけど、 リンダ・グラットンのLife Shiftに540ポイントが付くので、実質1,404円!!!アマゾンKindleでは1,800円なので、Kinoppyがお得です。
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