おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。
飛行機の移動は神経を使うものです。特に小さな子ども連れての移動は多くのお父さん、お母さんを悩ませるものではないでしょうか。
泣かないでいい子でいてくれた、なんてよく聞く言葉です。
我が家の第一子は生後3ヶ月でアフリカに渡りました。第二子は生後2ヶ月でした。年に一回は日本に一時帰国し、年に一、二回は近隣のアフリカ諸国や近いヨーロッパに旅行するので、1歳になる頃には日本とアフリカを二往復、その他近隣のアフリカやヨーロッパへ訪れています。そういう意味では比較的乳幼児を連れての海外渡航、飛行機旅行には慣れている方かと思います。
僕自身、飛行機で赤ちゃんが泣きわめいてもそれが赤ちゃんの仕事だと思うので迷惑だとかうるさいとか思いませんが、日本ではそうもいかないのですかね。
子連れ飛行機旅行の注意点
経験上、乳幼児を連れての飛行機旅行で一番気を使うのは「座る場所」です。
体重が10キロ未満の乳幼児はバシネットと呼ばれる取り付け式のベビーベッドに寝ることができます。12キロや15キロくらいまでは大丈夫なようですが、10キロを超える場合予約の際に体重制限がある旨細かく説明される場合があります(特に日本)。
バシネットは席の前の壁につけるので、座るのもその目の前、最前列になります。飛行機によく乗る方はご存知の通り最前列はエコノミークラスであっても比較的足元が広く快適です。旅慣れた人ほど事前にこの席を予約する方も多いと思います。なので、最前列の壁前の席を取るのは決して楽ではないのです。
2歳以上になると結局抱っこして寝ざるをえないとしても一つの席を買わないといけません。バシネットは使わないのですが、この場合親の隣の席を取る必要があります。親の隣でなくても全く問題ないという子どもであれば苦労はないでしょうが、飛行機の長旅で一人の時間を満喫できるようになるのは小学生になってからでしょうか。
子どもが乳幼児であったり未就学であったりする場合、飛行機では座る場所がとにかく重要です。
必ずしも思うような席が取れるわけではない
とはいえ、予約の段階でいつでも家族4人綺麗に横並びの席が取れるというわけではありません。二人ずつに分かれるのであれば多少の問題は回避できますし、3人横並びで一人だけ後ろとかいうケースもあることです。要は母親の両隣に子供二人が座れればどうにか対処ができるものかと思います。
僕の経験上、意外と困るのは二席は隣どおし、通路を挟んで一席、もう一席は前後のどちらかに離れている場合でしょうか。いっそうの事父親の席を声も届かないようなところに飛ばしてくれれば父は一人の世界に入るのですが、そうはいきませんからね。笑
飛行機、座る場所のこだわり
僕は出張などで一人で飛行機移動するときは基本的に通路側の席を指定します。動きやすいし、圧迫感がないし。中には窓際を好む方もいるでしょう。ついこの間、日本に帰ってくる飛行機の座席が困ったことに2つ横並びと通路を挟んでもう1席だったんです。こんな感じ。
グレーのところが我が家4人の席。
子どもが座り方に不満を持って駄々をこねると面倒なものです。周りの方にも迷惑になるし。でも、今回のケースでは妻が前列真ん中に座って両脇に子どもたちを座らせると他のお客さんの隣になる方の子は十分に対応できなくなる。そして、後ろに座る僕の手間も増える。飛行機で席を代わってほしいとお願いするのは極力避けるようにしているけど、ピンクも赤もどちらも女性のお客さんが搭乗してきたので、2列目の窓際の女性に
不躾なご相談で恐縮ですが、窓際のお席をご希望でいらっしゃいますか?
と聞いた。要するに前列右側の孤立した席と交換してもらってこうしようと思ったわけです。
が、しかし、僕の隣の女性は窓際が希望とのことで席を代わっていただくことはできませんでした。仕方がないので、息子を説得して通路を挟んだ一人席に座らせて荷物を整理していたところ、赤い席に座る女性が
代わりましょうか?
と!!!捨てる神あれば拾う神ありです。ピンクの女性が悪いとは全然思いませんし、はっきりと代わらないという意思表示をすること自体悪いことではないと思います。なので、僕もピンクの席に座っていた女性に怒りも憤りも不快感も持ちませんでした。でも、赤い女性が代わってくださったことには心から感謝し、心の中でビッグハグしました。それがピンクの女性を居心地悪い気分にしなければいいなぁ、と思いつつ。
最終的にはこのような形で10時間ほどのフライトを快適に過ごすことができました。
赤に座っていた女性に飛行機を降りるときに改めてお礼を言おうと思っていたのですが、寝起きの子どもたちの対応をしていたらすでに遠いところにいてお礼の声をかけられなかったのが残念でした。
思いやりって大切だなぁ、とつくづく感じたので、次回は僕が思いやりを出せるよう注意しなくてはと思ったところです。
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