だいぶ前の話ですが、ジブチに2泊3日で旅行に行ったんです。まだ下の子が生まれる前だったのでかなり前の話ですね。
ジブチというとソマリア沖に出没する海賊支援という名目で自衛隊が派遣されている国です。海のない国エチオピアにとっては様々な物資の入り口。フランス語を話す国です。
場所はここ。ジンベイザメを見るべく目指すはオボック。ジブチ港から2時間ほど。
そこらへんの漁船で旅に出る
一緒に行ったのは以前ジブチで青年海外協力隊を2年やっていた同僚とエチオピアで3年ほど勤務していた同僚。男三人での船出です。
まずは港でボートを借りる交渉。
ジブチ経験者のフランス語でちょっと難航したものの無事に口契約ダン!彼がボートの運転手。
無事ボートも手に入ったので、いざ出発!!漁港では水揚げされた新鮮な魚が売り買いされていました。
こんな感じの海を2時間ほど進みます。揺れが結構ひどくて船酔いしそうになりましたが、そこは男三人、下世話な話で酔い止めをしましたよ。
1時間ちょっと経った頃でしょうか、イルカの群れが歓迎してくれました。イルカはしばらくボートの周りを泳いでくれました。
そして、とうとうジンベイザメスポットへ!!いました、いました!!でっかいジベイザメが2匹いました!!
ジンベイザメの迫力はこの写真ではなかなか伝わらないんですよね。到着後、海に入りしばらく一緒に泳ぎましたよ。でっかい口を開けて寄ってくるジンベイザメは迫力満点。食べられないとはわかっっていても逃げたくなるくらい近くに行くと恐怖を感じました。
なかなか素敵な体験でした。水族館で水槽の中の大きなジンベイザメを見るのと、一緒に泳ぐのとは全然違いますよ。上から見たり、水槽の中のジベイザメを見るのは「知ったつもり」。一緒に泳ぐとその大きさと迫力に圧倒され、ジンベイザメを「知る」ことができます。w
興奮してジンベイザメと一緒に泳いだ後に2時間かけて揺られて帰る船は退屈かと思いきや、そうならないのがジブチのいいところ。帰りは男三人で釣り糸を垂らしながら帰りました。
最初のうちは全然アタリがなかったので、興ざめな感じでしたけど、気がつくとジャンジャン当たって釣り果はこんな感じ。
海のない国エチオピアで海の魚に飢えていたぼくらは、ジブチ料理のお店に持ち込み焼いてもらいました。これが美味くて美味くて、内陸国エチオピアで生活するぼくらにとっては涙もののご褒美でした。