DIY

変わるのを恐れたらそこでおしまい。年齢や立場に囚われず、変わっていこう。




おはようございます。エチオピアはアディスアベバから126(いつろー)です。
 

むかし、CMで変わらなくちゃというフレーズがあったのを覚えていますが、人間だれしも変わることにはある程度の抵抗感があるものでしょう。だから安定をもとめる。でも、ぼくはいまここ数年で一番変わらなくちゃという強い思いを持っています。
 

非正規外国労働者である開発ワーカー


サラリーマンとして組織に属して仕事をしているわけではないぼくは、20年弱の間、数年の契約仕事をすることで生計を立ててきました。これまではそれでどうにかなっていたけど、最近は変わらなくちゃマズイと感じています。
 

政府系であれ非政府系(NGO/NPO)であれ、正規職員・正社員での採用でない場合、数年の契約が終わるとそれまで積み上げた自分のさまざまな経験を武器に別の仕事を取ってこなくてはならないんです。そもそもそれ自体が不安定で嫌だという人も多いと思います。が、しかし、これはこれで自由度が高くてぼくは好きです。
 

以前、某大手援助機関の複数の方から正規職員にならないかとお誘い頂いたことがありましたが、迷わず遠慮させてもらいました。だって、ぼくは組織のために働きたいんじゃないくて開発問題の解決に携わりたいんだから。

では、なぜ変わらなくちゃマズイと感じるのか?
 

開発ワーカーを取り巻く仕事環境の変化


最近つくづく思うんです。この生活をいつまで続けられるだろう、と。


一つには需要の問題があります。日本の開発機関からの求人の質がここ10年で大分変ってきています。以前は、コンサルタント会社などに所属しないぼくのような個人でも獲れる仕事が多かったのですが、最近は会社契約が重宝されています。そのため、どこにも所属することなくフリーで開発ワーカーをやっていた人々が会社に所属するようになっています。
 

二つめには、家族の問題があります。我が家は未就学の子どもが2人います。今後小学校にすすみ、いずれ中学、高校と進んでいくなか、今のように2年から3年程度で世界のあちこちを転々とする生活で、子どもが十分な教育と望ましい生活環境を享受できるのか、というのが最近頭に浮かぶ不安です。日本語教育を捨てて問題なし!というのであればまだ踏ん切りもつきやすいのでしょうが、日本語の読み書きや日本の様々な文化を愛しむ心を持ってほしいという親の身勝手な希望をもっているとインターナショナルスクールに通っていても日本語の勉強などをする羽目になってしまいます。子どもが自分自身で選択することができるようになればいいでしょうが、親としては頭の痛い問題です。
 

三つめは、日本での生活拠点の問題です。結婚してここ10年弱の間、日本のどこに帰るかというと、ぼくの実家か妻の実家です。1カ月であっても休暇である限り、また子供が未就学である間はさほど問題なくやってきましたが、次の仕事がすぐに見つからずしばらく日本で生活するとなった場合、あるいは短期帰国で日本滞在中も子どもは小学校に一時編入するとなると、やはり生活の基盤となる場所が欲しいとこの頃感じるのです。
 

何を変えるか


今年は変化の一年にする、と書きましたが、ホント余暇を作っていろいろやっていきたいんです。


生活拠点の創出
 

移住先の第一候補として岡山を考えていることは度々書いていますが、9月頃から日本に戻る予定なので、まずは借家を見つけ生活拠点づくりをしていきたいと思っています。とはいえ、9月以降に開発ワーカー仕事が見つかれば、日本で拠点づくりをする間もなくまた海外生活に戻ると思うのですが、それでも生活拠点づくりは進めていきます。
 

収入の多様化


これについては、今後たびたび考えを書いていきたいのですが、ブログを中心とした副収入は勿論、いろんなビジネスを展開して収入源の多様化を進めたいと思っています。ビジネスというより自分としては生業(なりわい)と思っています。何が違うかって言われると、わかりません!w 資産作りも必要だし、老いても政府に頼らない収入の基盤を作っていきたいんです。

安定を求め、過去の栄光にしがみつき留まるのではなく、変わる事の大切さを思い知らせてくれる名著としては「チーズはどこへ消えた」がありますね。随分前に読んで雷に打たれたような衝撃を味わいました。
 

失敗を恐れずチャレンジしていく勇気をもらえるベストセラーもたくさんありますね。
 

もしかしたら、変わろうとすることで、今得ている開発ワーカーの仕事を獲れなくなるかもしれない。場合によっては、短期的に収入は激減するかもしれない。後になって後悔することになるかもしれない。40過ぎていい年してても、それでも、かわらなくちゃ。自分からどんどん変わっていかなくちゃと思うんです、この頃。

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