Middle East

エルサレムへの大使館移転問題。大切なのは恒久的和平合意のための前向きな議論とアクション

おはようございます。タカハシイツロー(@takahashi126)です。

 

アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都としテルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転するとした件について、すでに各国首脳は避難をし、中東では抗議デモも呼びかけられています。

 

 

 この報道を聞いた瞬間、僕もついつい熱くなり、トランプを非難しました。明らかに理解できないし。

 

でも、いろいろ調べなおしてみるとアメリカ議会は1995年にエルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカ大使館をエルサレムに移転するという法律を議決しているんです。

 

アメリカ政府は20年以上前にそうすると決めているんです。

 

でも、問題はそのアクションをどう取るか、というところでしょう。

 

 

New York Timesの記事では大使館移転は外交上の切り札だったのに、トランプ大統領が無駄に使ったという評価をしていますが、確かにイスラエル・パレスチナの恒久的な和平に向けてこれを外交的切り札としてもっとうまく使うべきだと思います。

 

それは、国際社会も同じでしょう。なかなか解決につながらないイスラエル・パレスチナ問題。双方の意向を汲み取り、かつ恒久的な平和に繋がるような努力をするべきで、そのためには単なるトランプ批判、アメリカ政府批判をしていては仕方がないのではないでしょうか。

 

 

 

 

匿名でのご質問などはこちらから 

 

タカハシ126とは:自己紹介

 

ポッドキャストFairly.fmの番組購読・登録(無料)をするとエピソード更新時に自動でダウンロードされます。登録はiTunesもしくはお使いのポッドキャストアプリから!

関連記事

  1. アンマン、アメリカ大使館近くの美味いハンバーガー Fatty D…
  2. 中東のパリと言われたベイルートで自爆テロ未遂!一歩遅れれば無差別…
  3. 開発課題の溢れる現場を見ることで気づくこと。
  4. IKEAがあるだけで海外での生活レベルがググッと上がる
  5. 断食の月、ラマダン。テロではなく愛を!
  6. 中東ヨルダンが誇るクラフトビール、Carakaleの工場で料理持…
  7. レバノンの航空会社MEAはシリア上空を飛ぶんです。
  8. 話題のハラールって何?日本と世界で大きなビジネスチャンスにもなる…
PAGE TOP