NPO/NGO

【はじめようお金の地産地消】お金は地域社会をよりよくする資金(志金:しきん)となる

おはようございます。タカハシイツロー(@takahashi126)です。

 

これまでこのブログで何度も情報発信してきたテーマの一つが、NPOバンクのコミュニティー・ユース・バンクmomoや愛知県を中心とした東海三県におけるNPOセクターの動きです。

 

ざざっと見ただけでかなりの関連記事を書いているのがわかりました。笑 
 

【関連記事】

 

そんな、愛知のNPOバンクやコミュニティ財団が気になっている僕がとにかく気になっていた本があります。

 

これです!

 はじめようお金の地産地消

 

2017年10月18日時点でAmazon.co.jpではKindle版が50%引きの864円とお買い得価格です。

紀伊国屋書店ウェブストア(紀伊国屋書店のウェブストア)ではかなり頻繁にポイント25倍セールをするのでKinoppyで読書をする方にはかなりお得ですのでオススメです。

 

 

お金について

 

お金の地産地消について考える上で、基礎となるのは住んでいる町であり社会です。 自分が住む街、家族が、子どもたちが住むこの街は誰にとってもより良いものであってほしいものです。

 

住んでいる街は自治体が様々な事業で街をよくしようとしています。でも、必ずしも完璧にいいわけじゃないですよね。

 

そんな時、僕らはどうすればいいのか?

 

今でこそ、NPOのように地域の社会課題に取り組む組織が増えていますが、何もなければ自分で行動するしかないかもしれない。でも、地域には地域をよくしようという志を持った人や頑張っているNPOがあるようです。

 

では、一住民として、その活動を支援できたらいいじゃないか?!

 

僕はそんな思い出コミュニティー・ユース・バンクmomoに出資しました。

 

momoがどうやって支援先のNPOを選んでいるか、ただお金を貸すだけでなく、どのような技術支援をしているかは本書を読んで頂けるとよくわかります。

 

もしかしたら、下手な行政機関より地域に根ざし、高い志を持ち、透明性を確保して、責任を担ってくれているような気がします。

 

お金はそんな志を持つ人や団体の活動を支え、地域社会をよりよくする資金(志金:しきん)となるのです。

 

本書を読むと、自分にも何かできるのではないか?自分の住む街をより住みやすくいい街にできるんじゃないか?って思えます。

 

どこに行ったかわからなくなるお金より、想いを込めて提供するお金は志金となり、地域により良い循環をもたらしてくれる。本書はそれをわかりやすく語ってくれる名著です。

 

僕は幸いにしてあるセミナーで木村さんの話を直接伺う機会があり、まさに本書に書かれている色々を生の話で聞くことができたので、すぐにコミュニティー・ユース・バンクmomoを支援しようと決めました。 

 

もしかしたら、本書を読んで、コミュニティー・ユース・バンクmomoや似たようなNPOバンクやコミュニティ財団を支援しようとか、関わっていこうと思う人が増えるかもしれません。

また、
コミュニティー・ユース・バンクmomoにしてもあいちコミュニティ財団にしてもネーミングがいいですね!!

 

モグラー!?momoレンジャー!?課題深堀ファンド!?!?どれもスーッと入ってくるいいネーミングで大好きです。そんな魅力も本書を通じて気がつくかと思います。

 

 

家族財団

 

ところで、以下のリンクでは家族財団について触れられています。 

【関連記事】家族で「財団」を持つ、アメリカ流セカンドライフが日本にも(Forbes Japan)

 

僕は以前から自分でファンドを作り、共感できる活動をするNGOやNPOを支援し、また、支援者と社会起業家との間をつなぐような仕事をしたいと思うことがありました。

 

そういう意味では、家族財団を作れれば色々やりがいのあることがあるかもしれないと思います。

 

でも、本書を読んでやけに惹かれたんです。

 

家族で財団を作るのではなく、お金を集めるところから、志を持つ人を探し、共感の輪を広げ、一人ではなく二人で、二人から十人へ、いつしか百人、千人と明るい未来を想像し、少しずつでも現実的な未来を創造していくことが魅力的だろ。

 

もちろん簡単なことではないでしょう。

 

でも、村上財団よりもコミュニティー・ユース・バンクmomoに惹かれるんです。笑

 

※村上財団自体はとても素晴らしいと思いますし、応援しています。笑

 


最後に

裏話ですが、2017年6月、木村真樹さんにポッドキャストFairly.fmへのご出演をご依頼しました。その際、普段から多忙な木村さんが、出版や新プロジェクトの立ち上げを控えとにかく大変とのことで、ご出演はかないませんでしたが、その時から本書を拝読するのを楽しみにしていたのです。


正直、僕にとって書かれている内容は必ずしも目新しいことがいっぱいあったわけではありません。だって、木村さんの活動に感動して、何年もその動向を拝見してきたわけですから。

それでも、木村さんご自身が経験されてきたことにはまだまだ僕の知らないことがあり、また、同じような志を持つ方の心に響く話がたくさんあるのだとも痛感しました。

だから、仕事が落ち着いたら(西へ東へ飛び回る木村さんにそんな時がくるかは知りませんが)、是非ともポッドキャストFairly.fmにレギュラー出演してもらいたいです。

そして、同じ志を持つ方にご自身の経験や考えを伝えて欲しいんです。

木村さんのすごいところは既に代表を退く考えを持っていらっしゃるところだと思います。もちろん、木村さんのような方の経験や考えを必要とする組織や活動は他にもあると思うので、全社会的には木村さんがコミュニティー・ユース・バンクmomoあいちコミュニティ財団に縛られずもっと他の活動に関わるのは大きなプラスになるでしょう。

個人的にはその活躍の場の一つに ポッドキャストFairly.fmがあるといいなぁ、、と期待してしまいます。

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