NPO/NGO

日本の社会問題を知るならこの7冊。子ども、貧困、暴力、差別、、

おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。

 

つい最近も障害をもった方を殺傷する痛ましい事件がありました。原理的な宗教教義や狂信的な信徒によるテロではないものの、日本の社会も改善すべき課題があると改めて感がさせられますね。

社会課題の中身が何であれ、改善するためには人々の理解、地域の取り組み、支援の枠組みが大切だと思うこの頃です。NPO活動を持続的に行うために共感と協働の輪を広げるファンドレイジングの役割に期待して、自分自身もファンドレイザーとして実際的な関わりをしたいと感じるのですが、いかんせん海外での働いていると物理的に難しいです。それでも何かできることを模索しないとね、、、

 

日本の社会問題を知るならこの7冊

子ども、貧困、暴力、差別、様々な社会問題が顕在化して、被害者も加害者も増えるこの頃ですが、多くの社会問題が対岸の火事ではなく身近なところで起きていると認識することは、社会への関わり方を考える上で非常に大切だと思います。

当事者にならないとなかなか理解できないこともあるでしょう。でも、いまの時代なんでもあなたに起こりうるもんだと思いませんか?

そこで、日本が抱える様々な社会問題を知る上でお勧めする@冊の本をご紹介します。

1.誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち (集英社文庫)

厚生労働省によると、2012年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の相談件数(速報値)は、66,807件と初めて六万件を突破、過去最多を記録した。前年度は59,919件であり、調査を開始した1990年度以来、増加の一途をたどっている。親元で暮らせない要保護児童の数は、2012年10月1日時点で全国に約47,000人。

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち (集英社文庫)

最近、大阪の方であった3歳の子どもに虐待を繰り返し、浴槽で溺死させたという痛ましい事件がありましたが、乳幼児や児童を虐待するという事例は増えていて、殺してしまうという最悪の事態もよく報道されています。

二児の父であるぼくも言葉の虐待だけでなく、叩いたり、物を投げて子どもを怯えさせるようなことはしたことがある。その度に心が痛くなる。自分が嫌になり、悔しくなる。親であれば程度の差はあれ誰もがそういうことを経験するものだろう。でも、理由は何であれ虐待は絶対に許されないことで、子どもが成長するように親も親として成長していかなければならないんだとつくづく思います。

本書では現実とは思えないながらも、なんとなく想像ができてしまう虐待を受けた子どもたちの言動が描写されています。また、深い愛情と共に憎しみもにじみ出るような親の言動も。

本書の終わりの方ではこう書かれています。

虐待がもたらす残酷なダメージに、時には目を覆い、耳を塞ぎたくなるけれども、「子どもたちの現実」から目をそらしてはならない。それが「子どもの側」から虐待を見ていくという視点だ。

母親の虐待を受けて育った二十代後半の青年が、母親を殺害した事件の裁判でこう叫んだ。

「僕は今、虐待死させられた子どもの方がずっとうらやましい」

「虐待の後遺症」としう視点を持って、「殺されなかった」被虐待児の現実を、私たちは社会全体で見つめていかなければならないと強く思う。

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち (集英社文庫)

 

2.体罰はなぜなくならないのか (幻冬舎新書)

続いても暴力についてですが、体罰って罰っていうか虐待であり暴力ですよ。もしかしたら多くの方が経験したであろう体罰。ぼくも中学生、高校生の頃何度も教師に殴られました。部活でクラスで。

本書は体罰によってどんな痛ましい事件が起きているか、教育現場において体罰、懲戒、教育の倒錯がどのように起きているか、部活動と体罰などについて子を持つ全ての親に読んでもらいたいと思うことが書かれています。

体罰を容認・肯定する語りには、常に殴る側の視線しかなく、殴られる側のそれがない。

体罰はなぜなくならないのか (幻冬舎新書)

これは虐待についても同じことがいえるでしょう。する側の理論は、教育上あるいはしつけ上の必要性や正当性などとともに前面に出されますが、される側は何も言えません。その結果、、、

両親あての長い手紙はすべて鉛筆書きである。手紙の中で顧問に触れているが、「私は先生が好きだったけれど。何も恩返しができなかった」としたためている。決して恨み言を遺さず、その代わりに何度も出てくるのは「疲れた」という言葉だ。「私は疲れました」「私、本当に疲れた」と、それは諦めのようにも悲鳴のようにも思えてしまう。そしてそれ以上に、1〜2行おきに繰り返されるのが「お父さん、お母さん、ごめんね」という言葉だった。

体罰はなぜなくならないのか (幻冬舎新書)

日本は世界でも稀に見る体罰を許容する国です。体罰が教育だと公共の場で発言できるおかしな国です。もしあなたが体罰だって必要だ、なんて考えているならいますぐその考えを改めるべきです。そんなもの全くもって間違いですから。

本書によると2012年7月現在、33カ国において体罰の全面禁止が法制化されているとのことです。どんな国があるのかというと(法制定順)、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、オーストリア、キプロス、デンマーク、クロアチア、ラトビア、ドイツ、ブルガリア、イスラエル、アイスランド、ルーマニア、ウクライナ、ハンガリー、ギリシア、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、ウルグアイ、ベネズエラ、スペイン、トーゴ、チュニジア、ケニア、コンゴ共和国、アルバニア、南スーダンです。

学校教育法第11条には「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない」とある。

(中略)”懲戒”と”体罰”の線引きが不明瞭だということが、日本では指摘され続けてきた。国が長年にわたって体罰の定義として使ってきたのは、1948年の旧法務庁法務調査意見長官の回答「児童懲戒権の限界について」であり、殴る、蹴るに加え、長時間正座させられたり、直立させたりすることも体罰に該当するとしていると規定してきた。

体罰はなぜなくならないのか (幻冬舎新書)

懲戒や教育の名の下に児童や生徒を殴ったり怪我をさせることは決して許されないことで、法に反する行為であることは十分認識されるべきです。本書を読むことで、日本の体罰文化についてよく知ることができると思いますので関心のある方は是非どうぞ。 

藤井誠二さん(@seijifujii1965)の本は何冊も読んでいますが、どの本も大変素晴らしいです。

 

3.生活保護から考える (岩波新書)

本書は言わずと知れた生活保護、ホームレス支援の第一人者でもある稲葉剛さん(@inabatsuyoshi)の著作です。生活保護と聞くとどう思いますか?働かないで金をもらう悪い制度?もらうべき人がもらえない制度?恥ずかしい制度?

貧困関連の書籍やルポを読むと決まって出てくるのが「生活保護だけはもらいたくない」という言葉。もらいたくないという人は多くの場合、幼少時代に家族が生活保護を受けていて貧しく辛い思いをしたという記憶があるようです。でも、生活保護は悪いものじゃない!というように考え方、受け止め方を変える必要があるとぼくは思っています。

生活保護制度は生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助という8つのメニューによって構成されています。そのうち、生活扶助は、日常生活を送る上で必要な食費、被服費、光熱費等の費用を現金で支給するものです。

生活保護から考える (岩波新書)

国は債務や生活保護の不正受給を持ち出し生活保護の見直しをし続けています。でも、国際的に見ても最低賃金の水準が低い日本において生活保護基準を引き下げるのは逆効果でしょう。生活保護は、ベーシックインカムではなく、次の生活基盤を整えるための補助であることをしっかり認識するべきだと思います。

本書では生活保護基準の引き下げにあたって、政府が持ち出すまちがった考え方についても触れています。

最低生活費は、所得保障におけるナショナルミニマムとも呼ばれています。ナショナルミニマムとは、国が国民対して保障する生活の最低限の水準を意味います。 

生活保護から考える (岩波新書)

憲法で人として最低限度の暮らしを保障しておいて、最低限度の衣食住さえも提供できない日本はどうなんでしょうか。ホームレスであることを自己責任として放置しておくことが、あなたは正しいと思えますか?まずは立ち上がるために、日本の生活保護から考えてみましょうよ!

生活保護バッシングが生まれる背景には様々な誤解や偏見があるでしょうが、その根底には「生」を条件付きの形でしか肯定できない感性が沈殿しているように私には見えます。「人間らしく生きたい」というネガを真直ぐに肯定することができない感性が日本車かに澱みつつあるのではないか。それこそ、私が最も憂慮していることです。

生活保護から考える (岩波新書) )

 

 

4.彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力

荻上チキさん(@torakare)といえばちょっと前に不倫報道があってご自身のラジオで経緯の説明と謝罪をされていたのが記憶に新しいところです。でも、そんなことはどうでもいいです。笑

まず、本書は横書きです。だから?と思うかもしれませんが、最初はそのせいでなんか読み難い感じがしました。でも、読んでみるとこれがなかなか興味深い世界に光を当ててくれます。出会い系などを通じてワリキリとして行われる売春。本書には何百人ものインタビューの結果をもとにそんな彼女たちのワリキリについて書かれている。

各女性については、【名前】【取材日】【年齢】【アポ場所】【インタビュー場所】【セックス一回あたりの平均価格】【売春での月収】【最終学歴】【結婚経験】【初交年齢】【初売年齢】【貯金額】【DV経験】【性病経験】【精神疾患】【他の仕事】【風俗経験】【きっかけ】【他のサービス利用】が書かれている。

ワリキリは、主に出会い系サイト、出会い喫茶、テレクラなどの出会い系メディアを活用して客をつかまえ、個人で自由売春を行うことを指す言葉だ。

(中略)援助交際が、「援助してもらって交際する」の字のごとく、セックス抜きのデートなどをも含んでいたのに対し、ワリキリは「お金で割り切った体の関係」という語源が意味するように、主に本番行為を前提とした呼び方となっている。逆に、ご飯だけ・お茶だけ・お酒だけで外出することは「茶飯(ちゃめし)」と呼ばれ、区別されている

彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力

 

本書にはここで紹介する書籍とつながるところがある。ワリキリをする女性に暴力や虐待を受けたことがある、あるいは精神疾患があるというのはだいぶ通説になっている。

虐待や暴力を受け続けた彼女たちだが、NPOや行政などに頼ったことがあるという話はほとんど聞いたことがない。児童相談所に保護された経験のあるユズは、「自分が悪い子だから」児童相談所や警察にやっかいになったのだと信じていた。家出をして街をさまよった者も、自分で稼げる年齢になってから実家を出た者も、そうしたセーフティネットよりも、ワリキリをすることのほうが、選択肢と身近なものなのだ。

彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力 )

こう見てみると、社会保障制度としての生活保護などは果たすべき役割を果たしているのでしょうか?社会を構成する一員として、ぼくらは何をするべきなのでしょうか?彼女たちのワリキリは個人の自由で個人の責任でやっているから、とぼくらは割り切ることができるのでしょうか?

結局のところ重要なのは、「望まない売春をいかに減らすか」という、極めてシンプルな課題だということになる。

彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力 )

 と荻上チキさんは書いています。買うのは男性です。男性諸氏はどう思う?

 

5.最貧困女子 (幻冬舎新書)

 つい最近、脳が壊れた (新潮新書)という本で脳梗塞になった自身について書いている著者鈴木大介さん(@Dyskens)の有名な書籍ですが、前掲の荻上チキさんの彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力 とはまた違ったトーンで描かれた貧困女子、売春、風俗をテーマにしたルポです。

著者の書いた本のうち老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書)最貧困シングルマザー (朝日文庫)などの本も有名ですが、本書はヤンキー経済と言われる地元社会の中で貧困に陥る女性の日常が描かれています。

まず彼ら彼女らに共通するのは、強い地元愛と、地元仲間tの連帯感だ。生活をやりくりする上で「シェア」感覚が通底していることは前記したが、それ以上に「地元を捨てたら負け」「上京したら負け」という感覚もある。

最貧困女子 (幻冬舎新書) )

まさにマイルドヤンキーのヤンキー経済ですね。(ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書) 参照)

セックスを代償に現金を得るという行為は売春そのものだが、彼女らの感覚では相手の男は「客」ではなく、その場しのぎでも生活を支えてくれる「サポーター」であり、その中からもし恋愛に発展できる相手がいればという、一縷の希望でもあった。

最貧困女子 (幻冬舎新書) )

このような心理的な側面は、 前掲の彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力 ででてきたワリキリという考えで売春をする女性とはまた違った傾向にあるようです。この辺の違いは複雑で難しいという印象です。

本書では湯浅誠さん(@yuasamakoto)のいう「家族の無縁、地域の無縁、制度の無縁」という三つの無縁という視点に立って貧困女子の実情に迫ろうとしています。ルポとして素晴らしい内容ではあるが、その次の一歩、つまり解決に向けた一歩をどうするかについてはあまり具体的な方法論を示してはいません。

 

 

6.「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)

日本の貧困を考える上で母子家庭は無視できません。それとは別に、または母子家庭の母親も含めた女性の社会進出についても考えるべきだと思っています。

 イケダハヤトさん(@IHayato)がなんちゃって育休という投稿で書いていますが、男性の育休は非常に散々な状況にあります。そして、女性は産休、育休ののちに仕事復帰しようとしてもなかなかうまくいかない現実があるようです。そんなバリバリのキャリアウーマンで、出産後の仕事復帰を当たり前と思っていた育休世代の女性の現状について書かれているのが本書です。

男性と同等に仕事をバリバリしようとやる気に燃えていた女性が、ずっと働き続けるつもりで就職していたのに、結婚や出産をして結局会社を辞めていくのなぜなのか。

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書) )

 

女性の社会進出が増えるにつれ、男性の家庭進出も増えるべきで、本来これは、車の両輪であるべきだ。

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書) )

まさにその通り。育メンとかもう古いというか、育メンの考え方そのものが男性の家庭進出を限定的にしていると思います。

日本社会は母親に育児責任を果たすことを強く求めており、その期待はジェンダーで非常に偏っている。

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)

 職場に復帰してもやりがいのある仕事と単純作業のジレンマに陥ることもあるようですし、そもそも社内競争に取り残される傾向もあるようです。子どもを育てるということがどれだけ母親頼みになっているか、世の男性や会社を回す人々は理解するべきでしょうね。

 

 

7.性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)

最後にホワイトハンズという身体障害者の射精介助を行うNPOを運営されている坂爪真吾(@whitehands_jp)さんの一冊。坂爪さんは坂爪圭吾さん(@KeigoSakatsume)の実兄のようですね。  

大学時代の先生である上野千鶴子さんとの対談前編:「風俗」と「射精介助」、どう違うのかも興味深いのでオススメです。この対談の中編:貧困女子の生態を消費するブームに乗っかっている自覚は、おあり?で、上野千鶴子さんは性風俗のいびつな現場 (ちくま新書) を一押しとしてオススメしています。

そして坂爪真吾さんはこの対談でこう言っています。

自分にとっては、鈴木大介さんの最貧困女子 (幻冬舎新書) のアンサーソングとして書いた部分があります。やっぱり「貧困女子がここにいますよ」「かわいそうだね」で終わりじゃなくて、どういう風な原因、問題構造があって、どうすれば解決できるのかというところまで踏み込んで、実践を通した処方箋を書いたつもりではあります。(中編:貧困女子の生態を消費するブームに乗っかっている自覚は、おあり?

実際に本書では風俗と社会福祉を具体的に結び付ける画期的な取り組みが紹介されています。これは様々なしがらみでできなかったあるべきサービスができるという革命的な取り組みです。特に社会福祉、貧困問題、障害者福祉等に携わる方には読んでい頂きたい内容です。

 本書に出てくる「デブ・ブス・ババア」を集めた、レベルの低さ日本一の「地雷専門店」。これがなんとも衝撃的です。

年齢や容姿、生活の問題でサービスを売ることができなくなった女性が、最後に残された「女性として・人間としての尊厳」を売る=自身に対して「デブ・ブス・ババア」といった差別や偏見の言葉や眼差しを投げつける権利を客に対して売るのが「地雷専門店」の立ち位置だ。

性風俗のいびつな現場 (ちくま新書) )

地雷専門店は印象では人権など無視した最低最悪の風俗店のようですが、実は様々な支援を行う場でもあるようです。

風俗だけでは生活困窮者のセーフティーネットにはなり得ない。しかし生活保護をはじめとした社会保障制度の現状を見れば、国や自治体による公助だけをセーフティーネットとして頼ることにも限界があることがわかる。

(中略)日本の母子家庭は八割が就労しているが、貧困率は五割を超える。働けないことが問題なのではなく、働いても貧困から抜け出せないことが問題なのだ。

にもかかわらず、現行の生活困窮者自立支援制度では、現金給付ではなく経済的・社会的な自立に向けた相談支援の提供がメインになっている。ダブルワーク、トリプルワークで子どもと過ごす時間を削って働いてもなお貧困から抜け出せないシングルマザーへの支援の中身が「さらなる就労支援」というのは、たちの悪いブラックジョークにしか思えない。

性風俗のいびつな現場 (ちくま新書) )

 

最後に

投票に行こう、選挙が云々というのも大切です。投票権は先人の努力によって勝ち取った我々の権利ですから。でも、正直、投票しても社会が変わっているとは思えないんですよね。だった、自分たちで帰るしかないじゃないですか。変えるには現実を知る必要があります。上記7冊の本は何も日本の社会的課題を記したものです。

子どもたちが、あるいはこれから歳をとっていく僕たちが過ごす日本という社会をよりよくするために、日本の社会問題を知っておくことは必要不可欠なことだと思います。

ご質問などはこちらで受け付けています。匿名でのご質問もできます。
http://ask.fm/takahashi126 

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