図書館・書評

電子書籍は何で読む?「Kindle vs Kinoppy」Star AllianceユーザーはKinoppyがおすすめ!

おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。

 

今やすっかりKindleの電子書籍が主流化した感がありますが、あなたはどこで電子書籍を購入して、どのような端末で電子書籍を読んでいますか?

この記事ではAmazonのKindleと紀伊国屋書店ウェブストアのKinoppyの比較をしてみます。

 

僕の本棚

2011年11月29日からつけだした読書メーター(Bookmeter)での記録を見ると、2017年7月6日現在、2,047日が経過する中で229冊、68,361ページを読んだようです。平均して8.9日に1冊、1日33.4ページを読んできたことになるようです。なかなか面白いデータ。読書記録もつけてみるもんですね。

bookmeter スクショ

現在、端末に入っている電子書籍の合計は、未読のものも合わせると331冊。内訳は

このうち洋書はKindle iPadの46冊とPaperwhiteのいくつかで、全体の20%程度です。読んでも読んでも買い足すので、いつも積読本が30冊から40冊ほどあります。

話はずれますが、ここ半年は、KindleやKinoppyには入っていない論文や文献を多く読まなければいけない状態なため、GoodReaderには200ファイルほどのPDFドキュメントがあります。もうiPadなしでは生活できない状況です。

GoodReadスクショ

最初に使い始めたKindle for iPad

ぼくはAmazon.co.jpでKindleサービスが始まる前から、Amazon.comで洋書を買ってKindle for iPadで読んでいたので、すでに46冊の洋書があります。最近はすっかり洋書を読む頻度が減ってしまいましたが、しばらくぼくのメインKindleにはamazon.comで購入した洋書しかありません。

Kindleスクショ

 

和書を読むための紀伊国屋書店ウェブストアのKinoppy

僕にとっての電子書籍の入り口はKindleだったのですが、和書も読むのに紀伊国屋書店Kinoppyを使い始めました。見てみると和書は132冊ありました。

Kinoppyスクショ

Kindle Paperwhiteの購入

Amazon.co.jpが和書洋書ともにKindleで売り出してからは徐々にAmazon.co.jpでも和書を買うようになりました。最初はiPhoneで細々と読む程度だったのですが、2016年8月にKindle Paperwhiteを購入してからは急激に使い始め、今では和書・洋書合わせて153冊あります。

Amazonの不便さ

僕は過去にAmazon.comで洋書を買って読んでおり、今でも数冊積読本があるため、iPadのKindleはAmazon.com用になっています。しかし、Amazon.co.jpでも和書洋書共に電子書籍を買えるようになってから、AmazonのIDは毎にKindle端末を持つ必要があり、少々不便を感じていました。

このため紀伊国屋書店のKinoppyで和書を購入し読むようになったのです。

2016年にKindle Paperwhiteを買って、KindleアカウントをiPadとPaperwhiteで分けて持つようになってから、すっかりPaperwhiteの手軽さと便利さに魅了されている傾向にあるこの頃です。

 

Kindle vs Kinoppy

さて、電子書籍リーダーはあまりあれこれ試すこともないでしょうが、ここ5、6年僕はKindleとKinoppyを使っているので、その二つを比べてみたいと思います。

 

Kinoppyを勧めるレビュー、2つを比較するレビューは幾つかあります。参考までに以下を参照ください。

 

Kindle とkinoppyどちらが使いやすいかー卒業までの全力
知的生産ツールとしての各電子書籍サービスのデスクトップアプリケーション

Kindle vs Kinoppy!電子書籍サービスを価格・取り扱い冊数・対応端末etcで徹底的に比較してみた!

 

比較するポイントは1.読みやすさ、2.利便性、3.お得感、4.マイルでしょうか。

 

タイミングによって販売価格が異なることもありますが、電子化されている本はだいたい同じです。どちらかの方が書籍数が多いとか少ないとかあるなら、それはどちらのアプリを使うか判断基準になるでしょう。

 

 

1.読みやすさ

 

僕の読みやすさの評価はこうです。

Paperwhite > Kinoppy for iPad > Kindle for iPad

Paperwhiteの質感と反射しにくい表面は読んでいてとても楽に感じます。

iPadだと表面がピカピカ光る感じがするのでどうしても明かりの加減で読みにくかったり、目が疲れると感じたりすることがあるのですが、Paperwhiteではそのような感じがあまりないです。

レイアウトというか「感じ」ではKindleの方が目に優しいというか「サラッ」と感があります。

「サラッ」と感が何かと言われると説明に困りますが、何となくです。
何となく程度のことなので、どちらが読みやすいかはたいして違いがないと思います。

 

2.利便性

 

読みやすさの一つのファクターになるかもしれませんが、利便性という意味では違いがあります。
(1)ハイライト
気になるところ、どこかで引用したいようなセンテンスをハイライトできるのはどちらも同じですが、ハイライトのし易さはKindleの勝ちです。サッとドラッグするだけでハイライトできるところはいいですね。ハイライトを消すのも楽です。

 

というか、Kinoppyの場合、ぼくはどうやってハイライトを消すのかわかりません。いじりながらハイライトの消し方がわからない時点でよろしくないと思います。

 

(2)ページめくり
ページの移動はKinoppyの勝ちです。ゆっくりめくると1枚めくれて、素早くスライドするとページがザザザッと変わるんですよ。ぼくはこのザザザッとめくりが結構便利で好きです。

ページめくりの感じで言うとPaperwhiteはちょっとお粗末な感じが否めません。注力しているところが違うといえばそれまでですが、、、

(3)本棚

無駄に凝っている感じはありますが、Kinoppyの本棚は気に入っています。分野、ジャンル、著者など好みで分類できるので本が溜まっても綺麗に整理できます。本の表紙サムネイルもピンチすると大きくできたり小さくできたりするので便利です。

一方、KindleはiPadの場合はまだ過去に読んだ本も探しやすいのですが、Paperwhiteは終わっています。操作性がひどく、過去に読んだ本を探したりいろんな本をちょっとずつ読むには操作性が著しく劣っています。

 

 

3.お得感

 

Kindleもポイントが貯まります。が、しかし、僕は紀伊国屋のポイントが気に入っています。

 

ポイント25倍の利点はどこにあるか?

 

仮に1ヶ月に10,000円分の本を買う場合、通常100ポイントしかもらえないところ、ポイント25倍の時は2,500ポイントもらえます。つまり、25%引きですが、割引と違うのはこの2,500ポイントを使って2,500円分の本を購入する際にも25倍のポイント還元が付与されます。つまり、25ポイントもらえるところが、625ポイントもらえるので、さらに25%引きになります。

 

ちなみに僕はKinoppyで読む電子書籍はポイント25倍セールの時しか買いません。よっぽど急ぎで読まないといけないような本があれば別ですが、そんな本はほとんどないので数ヶ月に1回の25倍セールを待ちます。

 

 

4.マイルがたまる

 

また、ANAやスターアライアンスメンバーの航空会社をよく利用する方は、マイルも貯められます。
ANAのマイレージモールで書籍を選択するとマイルを貯めらえる様々なパートナーサイトがありますが、紀伊国屋書店ウェブストアはその一つです。100円で2マイルなのでちりも積もればというレベルですが、ANAもよく使うし本をそれなりに買うようであればお得なサービスだと思います。

 

結論

 

実際は今から電子書籍を読み始めます!どれにしよう!?ということでもない限り、おそらく最初に使い始めたもの、もしくは最初のがダメだったから評判を聞いて2つ目に使い始めたものが一番利用しているものじゃないかと思います。そして、印象としてはKindleが主流になりつつあると感じています。

 

でも、ぼくはKindleは利用しつつも、和書は紀伊国屋書店ウェブストアのKinoppyを利用し続けるでしょう。

 

それは今まで買った書籍が多数あるから。ポイント25倍で溜まったポイントで本を買えるし、何より元々新宿の紀伊国屋書店に通っていた心理的なアタッチメントがあるのかもしれません。

 

もし洋書をKindleで読んでいなければKindleをメインに和書も読んでいたかもしれません。そういう意味では、4つの比較ポイントは事後的で主観的でしかないのは否めません。

 

多少の違いはあるけども、結局何が一番大切かといえば、本の内容なわけです。自分が読みたい、読んでよかったと思える良い本に出会える確率の高いソフトが良いですよね。

ご質問などはこちらで受け付けています。匿名でのご質問もできます。

更新履歴
投稿:2016年5月26日
最終更新:2017年7月6日

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