おはようございます。126(@takahashi126)です。
AERA1冊からブロガソン、これが6本目です。
今日は79ページにあるLUMINEの広告から。
そこには1枚の写真があります。
地震学者の大木聖子さんです。
地震とぼく
最近は数年に一度大きな地震があり、地震に対する日本人の考え方が明らかに昔とは変わってきていると感じます。というのも、ぼく自身が地震に対する恐怖を持ち、地震が起きたらどうするかということを今まで以上に考えているようになっているからです。
ぼくは決して自分自身が経験論者ではないと思っていますが、大きな自身を自分自身で経験していないことで何か後ろめたさというか共同体の輪に入れていないような感覚を持っています。
というのも、阪神淡路大震災の頃は東京で大学生をしており、貧乏大学生だったぼくはテレビもなくその惨状を見たのは数ヶ月後の春休みに実家に帰った時でした。「意識が高ければ知り得たはず」、という自己責任のような感覚は自分の中で今でも傷のように残っています。
また、2011年の東日本大震災の際は、タンザニアに住んでいたためぼく自身は震災を経験していません。当時、BBCやCNNで生中継で流される映像を見て5ヶ月の長男を抱きかかえながらただただ涙していました。熊本での地震もエチオピアで生活していると、ニュースで知ることしかできません。
アウトリーチ
大木さんは地震のメカニズムの研究だけでなく、「学校や地域の防災イベントで講演やワークショップを実施(引用)」するなど、防災教育にも力を入れているといいます。
東日本大震災の際には、以前に防災教育を実施した東北地方の学校の生徒たちが全員無事に身を守れたという成果も出たが、一方で多くの命が失われたとことに時sん学者として責任を感じた。(引用)
日本人であれば誰もが2学期の始まりに防災訓練をすると思う。あの防災訓練、ぼくの記憶ではなんとなく楽しいものだった。それは授業がなくなるからか、みんなでワイワイ歩くからか?
大木さんは慶應義塾大学の准教授として「楽しい防災」に取組んでいるという。「楽しい防災」とは何か?
なんでも子ども向けの防災ゲームや防災ダンス、ジレンマ教材という防災のための教材を作っているらしい。
昨今、国際協力の分野においても防災はとても重要なトピックです。貧しい国ほど防災には予算や労力を避けないのが実情であり、貧しい国ほど災害時の被害は甚大なものになります。
日本のような防災教育が一般的ではないのも発展途上国です。
日本の経験を生かした防災支援が世界のあちこちで求められているのです。
ところで
ところで、全然知りませんでしたが、この大木さん、「綺麗すぎる〇〇」とか、理科系女子として色々人気のあった方なんですね!全然知りませんでした。
TEDでは分かりやすい英語で立派なプレゼンをしているのは確かに好印象です。
ただ、昨今の綺麗すぎる〇〇報道はどうでもよくて、そう騒がれるほど無視したくなる天邪鬼なぼくにとっては、大木さんの本来の活動についてもっと情報発信をしてくれればメディアも役立つのになぁ、と思う次第でした。
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