ライフハック

ステパノワ夫妻支援に見る内部告発者に対する評価について

おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。

 

ロシア陸上界の国ぐるみのドーピング問題の内部告発の件、正直オリンピック前の報道には全然興味がなかったんですよね。そもそもオリンピックにあんまり興味がなかったし、ロシアが出場しなくなったってモスクワ五輪やロサンゼルス五輪の時は国が出場をボイコットしてた歴史だってあるんだし大したことじゃないだろう、と。

 

内部告発

 

でも、内部告発者が内部告発の結果として仕事の斡旋を受けたり、資金的支援を受けるということについては大きな関心があります。しかも、そのような支援をするのは国際オリンピック委員会(IOC)と言うんですから気にならないわけにはいきません。

 

IOCとしてはどの競技においても勝利至上主義とも言えるドーピングを根絶したいと言う組織理念があるんでしょう。だからこそ、ドーピングについて内部告発をしたステパノワ夫妻を支援することを決めたのは明らかだと思います。これを踏まえ今後の社会的正義が社会においてどのように評価されるかを過大解釈して希望的観測を示したいと思います。

 

 

正しいことをする人が評価される時代

 

内部告発をすることで村八分にあうのではなく、逆にその勇気と行動を評価されるのは望ましいことだと思います。正しい行動が正しいと評価される社会って素晴らしいじゃないですか。

 

過労死が社会問題となっている日本で言えば、ブラック企業の内情を世に知らしめるのは評価されるべきと言うところでしょうか。

 

 

何が正しいか物差しはない

 

が、しかし、容易に想像がつくのは、実際には告発されてもおかしくない悪習や不正であっても、「分からなくはない」理由や状況が事実としてある場合、何が正しいか、誰にとって正しいかの判断が難しいと言う状況です。告発者の言い分はわかるけど、業界や経済や社会そのもの課題でもある場合、同情はされるものの評価はされないといったことにもなりかねない、かと。

 

それでも内部告発をするべきで、それが評価されるべき

 

でも、こう言う時はあまり深く考えなくていいんですよ。明らかに法に則ってない、ルールに違反しているのであれば、告発するべきなんです。一人であるいは複数人で思い悩むべきことではないんです。

 

告発されるべきは告発されるべきなんです。そして、変わるべきは内部告発に対する社会の反応でしょう。内部告発を評価し、告発者を保護する社会が望ましいはずです。

 

まずは内部告発を良きこととして受け入れ、告発者をよく評価する姿勢から始めましょうよ。

 

 

 

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