おはようございます。タカハシ126(@takahashi126)です。
南京事件はなかったと出張する本がホテルの部屋に置かれていることで何だが日本と中国でざわついていますね。
・朝日新聞:アパホテルに南京事件否定の本 「右翼ホテル」中国報道
・産経新聞(Yahooニュース):アパホテル客室書籍 中国のゆがんだグローバル化が露呈
問題とされている本は読んでいないのですが、南京事件を扱った別の本は読んだことがあるので、これにちょっと絡んで見たいと思います。
タブーかな?
南京事件はあったのか?
僕が読んだ本はこちらです。
なんかいまいちな回答という気もしなくはないですけど、これがある意味では率直な回答になり得るのではないかと思います。もし、戦争当時の様々な記録が不当に処分されていて、今時点で事実が確認できないとしても、清水潔さんの本を読む限りこの回答は間違っていないという感じがするのです。
言論の自由を尊重するなら、しっかり尊重しよう
「南京事件」はなかったと主張しているというアパホテルにおいてある本は読んでいない(読むつもりもない)ので、どのような意味で「南京事件」を定義しているのかわかりませんが、仮に言論の自由として何らかの歴史上の出来事をあるとかないとかいうことが認められるのであれば、そのような自由はどちらを主張するとしても認められるべきだと思います。
厄介な問題だから、面倒なことになるからといって何らかの力を持って主張を抑制するようなことはしなければいいんです。
もしかしたら、僕がこういうブログを書くことで、「南京事件」はなかったと信じる人々は僕のブログを批判するかもしれない。でも、それならそれでいいじゃない。何らかの事実や情報に触れ、それがそれまで信じたことを覆すほど信用するに足るものであれば考えだって変わるかもしれません。その時はその時です。
ただし、歴史的な事実に対する認識は慎重に口にするべきだという気遣いはあります。殺した方と殺された方がいる限り、客観的にも主観的にもフェアに話すことは難しいんだと思うから。
僕らは自分で第二次世界大戦、太平洋戦争を経験していなくても、やはり日本人として過去の戦争には真摯に向き合っていく必要があるじゃないかと思います。その上で、異なった主張や考えがあったら、言論の自由を認めることくらいはやらなくてはいけないんじゃないかな。
「南京事件」関連で検索すると様々なサイトが出てきますが、今となってはどれも事実に基づいた根拠を提示しているかは判断が難しいので、あえてリンクは貼りませんが、過去から教訓を得て未来に生かすことが今の僕らにできることであれば、我々一人一人が自分なりに調べて自分なりに意見を持つこと、そしてその意見を共有して違いがあれば議論することが大切じゃないかなぁ、、、なんて当たり前のことを考えた次第です。
ちなみに発端となった動画はこちらみたいです。日本語字幕はないので英語の勉強にどうぞ。
部屋に置いてあった本(book)の話をしようとしたら、本日の予約(book = reservation)?みたいな反応をする受付が笑える!!
でもこの動画は本の内容を読む後半部分が出てこないので、そちらが気になる方はYoutubeで探してみてください。「本書の37ページには、、、と書かれています」というような説明があります。
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